すぐに役立つ介護の情報 尿漏れ対策(1)
尿漏れ対策(1)
咳やくしゃみで漏れる-腹圧性尿失禁の対処法
我慢できずに漏れる-切迫性尿失禁の対処法
尿を我慢できるようにする膀胱訓練
尿モレが気になる方の骨盤底筋体操
出にくいのに漏れる-溢流性尿失禁の対処法咳やくしゃみで漏れる?腹圧性尿失禁の対処法
咳やくしゃみにより、お腹に力が入ることで尿が漏れるという腹圧性尿失禁は、その原因の大半が「尿道」をしめる骨盤底筋という筋肉がゆるんでおこります。
その対策としては、骨盤底筋訓練により筋肉を強くする、薬により尿道をしめる、コラーゲン注入によりゆるくなった尿道を狭くする、あるいは手術などがあります。骨盤底筋訓練
骨盤底筋訓練とは、尿道をしめる働きを持つ骨盤底筋群を自分で鍛えることを言います。骨盤底筋訓練は自分でできる腹圧性尿失禁の治療方法です。
3カ月を目安にきちんと行うと、3人中2人には効果がみられますが、この運動は治っても続けていく必要があります。薬物療法
尿道や腟、肛門をしめる作用を持つ薬物を投与することにより、尿失禁を治療します。ただし、人によっては動悸や手指のふるえなどの副作用が見られることもありますが、徐々に増量すれば慣れてしまうことも多いと言われています 。
薬の投与によって症状はある程度緩和されますが、根本的な治療ではありません。骨盤底筋訓練の補助的な治療法と考えましょう。この薬の使用については医師の診断と処方せんが必要です。コラーゲン注入療法
尿道の周りにコラーゲンという物質を注入して尿道を狭くします。治療は30分前後で済みます。ただし、1?3カ月後に再発する人が多く、1人平均2回の注入が必要とされています。
手術療法
手術療法は、骨盤底筋訓練や薬で十分な効果が得られなかった場合に勧められます。手術には、尿道が下がらないように吊り上げるステイミー法などがあります。
▼外部リンク
咳やくしゃみで漏れる−腹圧性尿失禁の対処法|すぐに役立つ介護の情報|アテント|エリエール
http://www.elleair.jp/attento/care/care_2_01.php