すぐに役立つ介護の情報 尿漏れ対策(3)


尿漏れ対策(3)

尿を我慢できるようにする膀胱訓練

膀胱は、比較的伸び縮みできる袋です。尿漏れを心配するあまり、早め早めにトイレに行き続けていると、習慣的になり、膀胱はだんだん小さくなって尿がためにくくなります。逆に我慢すると膀胱は広がります。

尿意は、波のように寄せたり引いたりしながら、だんだん強くなります。尿意をなるべく我慢し、何度目か尿意が寄せたところで急がず、我慢しながらトイレへ行くようにします。これを毎日繰り返すと、膀胱に尿を少しずつためられるようになります。

はじめのうちは、尿意が来ても、5分から15分と徐々に我慢の時間を延ばしていきます。1回の排尿量として200ml〜400mlの量をた められるまで訓練を続けます。3時間ほど間隔があけられるようになれば、排尿を自分の意志でコントロールできるようになったと言えるでしょう。

膀胱訓練のためには1日1,200ml〜1,600ml程度の水分を摂取し、排尿間隔を少しずつ延ばすよう心がけます。

また、尿を我慢できるようになるためには、尿道をしめる筋肉である骨盤底筋を強くしなくてはいけません。女性であれば腟、男性はペニス(尿道)を肛門と一緒に締めたり緩めたりする骨盤底筋訓練も同時に行うことを勧めます。

 

▼外部リンク
尿を我慢できるようにする膀胱訓練|すぐに役立つ介護の情報|アテント|エリエール

http://www.elleair.jp/attento/care/care_2_03.php

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