すぐに役立つ介護の情報 尿漏れ対策(5)


尿漏れ対策(5)

出にくいのに漏れる−溢流性尿失禁の対処法

溢流性尿失禁とは、尿を出しきることができないために、膀胱に残った尿が溢れるように漏れてくる状態です。その対処法は、尿が出ない原因を取り除く治療と、残尿をなくす治療があります。

尿道の閉塞を解決する方法

尿を出し切ることができない原因には、尿道が狭かったり、もしくは途中で物が詰まっていて尿道が閉塞していることが考えられます。これらの原因を治療することができれば溢流性尿失禁も治療できます。前立腺肥大のケースであれば、薬の投与や大きくなった前立腺を削る治療が有効です。泌尿器科で専門家に診断してもらいましょう。

残尿をなくす方法

膀胱に残った尿のために溢流性(いつりゅうせい)尿失禁が起きるということは、対処法として残尿を減らすことができれば尿失禁も治療できます。残尿を減らすためには、尿を出しきるように軽く手のひらでお腹を押したり、尿を出しやすくする薬が投与されます。
これらの治療をして、どうしても残尿がある場合は、一日に3回〜8回の割合で定期的に柔らかい管(カテーテル)を尿道から膀胱に入れて、そのつど尿を取り除く「導尿法」を行います。病院で指導を受けて、日常生活の中で自分で導尿を繰り返し行います。これを「自己導尿」と言います。自分で導尿ができない時は、家族の人が行うこともあります。

▼外部リンク
出にくいのに漏れる−溢流性尿失禁の対処法|すぐに役立つ介護の情報|アテント|エリエール

http://www.elleair.jp/attento/care/care_2_05.php

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