すぐに役立つ介護情報/体調管理はからだの活動量維持が基本!


体調管理はからだの活動量維持が基本! 軽くからだを動かす習慣を

介護が必要となり寝ている時間が多くなると、からだを動かす機会が減ります。すると“拘縮(こうしゅく)”と言ってからだの筋肉や関節が硬くなってしまうことがあります。そうなると、おむつ交換や着替えに時間がかかるようになり、介護される人にも介護する人にも負担がかかります。また、全身の血液やリンパの循環低下にもつながるため、ベッドの上で軽くからだを動かしたり、マッサージを取り入れるように心がけましょう。からだを動かすと気分転換になりますし、お腹が減り食事もおいしくとれることでしょう。また、腸が動くことで、便通がよくなるという効果も期待できます。その日の体調や気分に応じて、本人の希望も聞いた上で、負担のない範囲で行いましょう。

おむつ交換は、運動のチャンスです。

「運動」というと気負ってしまいますが、おむつ交換のついでに足の関節を曲げたり伸ばしたり、軽いストレッチができます。それだけで“拘縮”の予防に役立ちますので、ぜひ習慣にしたいものです。介護する側は、動かす前に「動かします」と必ず声をかけてください。そして、動かしながら「呼吸は普通に。息は止めないでください」と呼びかけましょう。

骨盤底筋体操で尿失禁の予防&改善

腹圧性尿失禁の主な原因は膀胱、子宮、直腸など腹部臓器を支えている骨盤底筋の衰えです。「骨盤底筋体操」はこの筋肉を鍛えることで尿疾患の予防・改善に効果があると言われています。ベッドの上で寝たままでもできる軽い運動です。

骨盤底筋体操

フットケアで血液のめぐりよく

「足は第2の心臓」と言われるように、足の筋肉を収縮させることで末梢の血液を心臓へと循環させる役割を担っています。要介護となり歩く機会が減ってしまっても、自分の足で歩くことは大切です。自分で歩けない場合は、「フットケア」でそれを補いましょう。
足のマッサージ、足浴などは家族もできますが、介護保険でフットケアを受けられる施設や、訪問フットケアも増えています。フットケアには、足浴、足裏角質ケア、爪の手入れ、足裏から膝までのマッサージが含まれます。とくに、膝から下のむくみが軽くなると、気分も爽快です。

訪問マッサージで自宅でリラクゼーション

訪問マッサージもおすすめです。血行がよくなったり、からだがほぐれたり、むくみ改善も期待できます。また、便秘のツボを刺激してもらったり、アロマを使用する場合もあり、本人はもちろん、周囲まで心地よくなります。介護保険ではなく医療保険利用になりますが、地域で訪問マッサージに対応している整骨院などを探してみましょう。
運動はやりたくないという方でも、訪問マッサージは気持ちがよく受け入れられやすいものです。

介護する人も軽い運動をしましょう!

介護を始めてしばらくすると、筋肉痛になることがあります。これは、普段使っていなかった筋肉を使うようになったからです。また腰痛は介護する人の多くに起こる症状です。これらを防ぐためにも、介護する人も軽い運動やストレッチを暮らしの中に取り入れたいものです。
腰痛予防体操、介護をする人のためのヨガなどもあります。軽い運動は、リフレッシュ効果も期待できます。

▼外部リンク

サルバ ブランドサイト|白十字株式会社 すぐに役立つ介護情報/体調管理はからだの活動量維持が基本!

http://www.hakujuji.co.jp/salva/cares/index8.html


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