食事の工夫
食事の工夫
食事は、体力と生命維持のための栄養摂取であると同時に大きな楽しみの一つです。手間のかかる食事の準備や介助は介護をする人にとってたいへんですが、発想を転換し、いっしょに食事を楽しもうという心のゆとりを持てるようにしてみませんか。
食事の時間を一定に
食事は、毎日の生活の中の大きな楽しみの一つです。食事のお世話をするうえで気をつけることは、生活のリズムを保つためにも、食事の時間を一定にすることです。お年寄りの生活のリズムや食事のとり方に合わせて介護を、時には二食でも、あるいは四食でもかまいません。
家族と一緒に食事を
食事の制限がなければ、家族と同じ献立を用意し、分量だけを少なめにしたり、食べやすくしたりしましょう。
また、車椅子を利用しても家族と一緒の食卓について食事をするようにしましょう。ベッドで食べる場合もできれば家族の食卓が見えて、話し声が聞こえるほうが望ましいです。自分で食べられる工夫を
食事はできるだけ自分で食べてもらうようにしましょう。そのために工夫された食器やスプーン、はしなどの食事用品がたくさん市販されていますので、お年寄りの障害度に合った、使い勝手がよく、清潔に保て、壊れにくいものを選ぶとよいでしょう。
食事の時の姿勢 上体が起こせる場合
ギャッジベッドでないときは背中にクッションなどを置いて支えにする。
気道ができるだけとじるようにするため、頭と肩はやや前かがみにし、あごを下に引いて胸につけるようにします。
※できれば少し前かがみの姿勢で食べたほうが、むせず安全です。
▼外部リンク
食事の工夫|介護と上手に付き合うために|すぐに役立つ介護の情報|アテント|エリエール
http://www.elleair.jp/attento/care/adv_food01.php