食事の工夫 食事前の準備
食事の工夫
食事前の準備
- 食事前の準備
- 食事に集中するためにも、事前に排泄をすませるようにしましょう。また、感染予防のためにも手洗いは大切です。食前の口腔ケアは、嚥下の準備になり、食事をおいしく食べるためにも、誤嚥を防ぐためにも大切です。
- 嚥下体操
- 嚥下障害がある方の場合、嚥下体操をすることで嚥下に関係する筋肉がリラックスし、また、「さあ、食べよう」という心の準備もできます。嚥下体操のほかアイスマッサージも、食事がスムーズに喉をとおるようになるため、行うとよいでしょう。
- 食事の姿勢
- 食事の時は、しっかりと安定した少し前かがみの姿勢をとりましょう。ベッドで食べる場合も、可能であればベッドに腰掛けて食べるように しましょう。リクライニング車椅子は、半座位での食事の時にも車椅子のまま食事ができるので便利です。姿勢の条件が指示されている場合は、誰でも正確にで きるように、30度、45度等のボール紙角度計をベッドサイドにおいたり、ベッドの支柱に印をつけるなどの工夫をしましょう。
食事
食事内容
- 低栄養に注意
高齢になると食が細くなるため、栄養に偏りがでたり、低栄養の状態になったりすることがあります。低栄養の状態になると、精神や体の機能が低下し、さらに栄養状態が悪化するという悪循環におちいる心配があります。
食欲のないときには、好きなものやおかずだけでも食べるなどして、栄養をとるようにしましょう。- バランスのとれた食事を
健康のためには栄養のバランスのとれた食事をとることが望まれます。そのためには、いろいろな種類のものを過不足なくとるようにしましょう。
- たんぱく質
- 少なくとも一食に肉、卵、魚、豆類、チーズを。
- くだもの
- ビタミン・ミネラル類の供給源。
- 水分
- 水分不足でも気づきにくいので、積極的に水分をとるように。
- 塩分
- 塩分はとりすぎないよう、塩やしょうゆを控えめにして1日10g以下に。
- 食物繊維
- 不足すると便通が悪くなる。海そうや、にんじんなどの根菜類を意識してとるように。
- 野菜
- 不足しがちですが、毎食欠かさないように。
- 牛乳
- カルシウム補給のために、毎日コップ一杯の牛乳を。
▼外部リンク
食事の工夫 食事前の準備|介護と上手に付き合うために|すぐに役立つ介護の情報|アテント|エリエール
http://www.elleair.jp/attento/care/adv_food02.php